ご機嫌と不機嫌の話|考えていること|作業療法士 野村寿子

2013.09.01 / text

ご機嫌と不機嫌の話
私たちは、匂い、音、光、風などに包まれながら、移動し、遊び、働き、食事をし、
さらに一つ一つの活動の中で出会ったものに対して、触れる、扱う、音を聞く、話す、見る、味わうなど、
様々な環境との関わり方をしながら生活をしています。
姿勢とはその中心となって動く私たちの体の形のことです。
同じ環境にいても、ご機嫌な人と不機嫌な人がいます。
多くの場合ご機嫌な人の姿勢は上向きで不機嫌な人の姿勢は下向きで丸くなっています。
気分が姿勢に影響を与えているように見えますが、実は姿勢によって気分が左右されることも多いのです。
なぜなら私たちが環境と出会い関わるきっかけとなる、目・耳・鼻・口は顔についているので、
顔が上がって前を向いていると環境の情報が入りやすく関わることが多くなり、
気分の修正がしやすくなるからです。
イメージしてみてください。しっかり顔を上げて前を向いている人と頭と体を丸くして下を向いている人と、
どちらが話しかけやすいでしょう?どちらと話をしたいでしょう?どちらと過ごす方が楽しいでしょう?
多くの人は前向きな人に話しかけます。
このように、人からの情報や人とのつながりも姿勢によって大きく変わるのです。
ご機嫌な姿勢は、体の仕組みに添って整えれば簡単に作ることができます。


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