自信を育てる姿勢育て|考えていること|作業療法士 野村寿子

2014.03.19 / column

自信を育てる姿勢育て
食事の時、ついつい「そんな行儀の悪い食べ方しないで!」「もっと背中を伸ばしなさい!」「姿勢が悪い!!」と子どもを叱ってしまうことはないでしょうか?
食事をおいしく食べて栄養を摂取するという活動の中で、姿勢をテーマに子どもたちは叱られる経験を繰り返してしまいます。お母さんも注意したくはないのだけれど言わずにはいられなくてつい…子どもも姿勢悪くしようと思っているわけではないのだけれどつい…この「つい」が習慣化されて子どもは叱られることが習慣となり、自信がなくなり、お母さんも自己嫌悪に陥ってしまうという自信の喪失の循環を起こしているのです。
社会心理学者エイミー・カディーさんの興味深い研究があります。「姿勢を少し変えるだけで人生を大きく変えられる可能性がある」「たとえ自発的でない作り物のポーズであっても、例えば自信にあふれる力を誇示するポーズを2分間やり続けることで脳内テストステロンやコルチゾルのレベルが変化し成功する確率を上げることができる」と様々な実験結果から述べています。さらに面接前の2分間に力強い姿勢をとるか、手帳を見るような体を丸めた姿勢をとるかによって面接の合否が変わるということも証明して見せ、話す「内容」ではなくその人が話す「態度」が重要なのだと述べています。そしてここで注目したいのは、面接を受ける人たちが事前に行った姿勢が、面接本番に影響を与えているということです。つまり普段の姿勢が周りの人から受ける評価に大きくつながっているということです。
ここで示された手帳を見るような体を丸くした姿勢は子どもの生活のさまざまなシーンで見られます。勉強をする姿勢、ゲームをする姿勢、本を読む姿勢…子どもたちは知らず知らずのうちに丸い自信のない姿勢を積み重ねてしまい、他者からの見た目の評価を下げてしまい、「自分は自信がない」という自己評価を作ってしまうのです。
ピントキッズに座ると、簡単に頭を上げて胸を開いて、自信のある姿勢をとることができます!自信のある姿勢を育てることが、自信のある子どもを育てる近道です!!そしてお母さんも我が子に対する評価を高めて褒める子育てを始めましょう!


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