エコロジカルセラピーとは？

脊椎動物は５種類の知覚システムを持つとした 大地と身体との関係を知覚するためにシステムで他のシステムの基礎となる…「基礎定位のシステム」それ以外に
「聴くシステム」「接触のシステム」
「味わい嗅ぐシステム」「見るシステム」がある。
これらは「環境への注意のモード」の種類の分類であると考える。

エコロジカルセラピーの面白いところは、どの知覚システムから働きかけてもOKというところです。簡単に達成できそうなところから「ごきげん」を作ってあげればいいのです。たとえば同じご飯でも雰囲気に合わせた音楽が流れているだけでおいしく感じたり、同じものが並んでいてもライトの当て方次第で上等に見えたり、触るのが苦手でも見ていることは好きだったり、怖いと思っていたテレビ番組でも誰かと一緒なら案外面白く楽しめたり…このように私たちは作業療法で言う活動分析を知覚システムレベルで考えその人に受け入れ可能な形で提案する技術を用います。