2013.12.13 / Thinking

シェイプアップ

筋肉が正しくその力を発揮するためには、正しい長さに筋肉を配置することが大切です。
輪ゴムをイメージしてください。
引っ張りすぎていても、たるみ過ぎていてもゴムとしての機能はうまく働きません。
例えば、骨盤が後ろに倒れ肋骨が前に下がった状態では、腹筋や腸腰筋も正しく働く事ができないので、
筋力が衰えスタイルもたるんできてしまうのです。
一方、筋肉は固定的に緊張させ続けている状態でも効果的に使うことができません。
筋肉を次の動作のために効果的に動かすためには、やわらかい状態で長さを整えておくことが重要です。
骨の位置を正しく整えて、筋肉をすぐに使えるニュートラルな状態でスタンバイさせておきます。
どの方向に動いてもなめらかに力が発揮できるのが良い姿勢です。
スタンバイの姿勢から自由に体を動かしてみましょう。
動いて戻る繰り返しの中で体の軸が整っていきます。正しい姿勢は、
その姿勢をじっと保つことによって覚えるのではなく、運動を伴う活動の中で効果的に身についていきます。

正しい位置と長さを保ったスタートのポジションから生まれる正しい筋肉の活動を
生活の中に取り入れて日常的に代謝を高めるようにしましょう。


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